第1楽章 あらすじ
学内音楽コンクールが終わっても、自分なりにヴァイオリンの練習を続ける香穂子。
他のコンクール参加者との実力差を改めて感じながらも、弾きたい、という一心で頑張る彼女に、練習風景を偶然見かけた少年・衛藤桐也は、冷たい言葉を投げかける。
そのうえ、次期理事長・吉羅暁彦の登場により、さらにショッキングな事件が!
そんな香穂子の前に、謎めいた転校生・加地葵が現れ── 。
第2楽章 あらすじ
次期理事長・吉羅により、コンクール参加者で行なわれるアンサンブルのメンバーから外されてしまった香穂子は、ショックを受けながらも“ヴァイオリンを弾きたい”という一心で、自分なりに練習を続けていた。
一方、アンサンブルの練習を開始した月森たちだったが、本番まで時間がない中、今ひとつ足並みが揃わずにいた。
そんなある日、香穂子は音楽室から聞こえてくる音色を耳にする。
ヴァイオリンとは少し違う深く優しい音色── それを奏でていたのは意外な人物だった。